今から20～30年ぐらい前、刷版を製作する技術として製版用フイルムが用いられる事が主流でした。製版用のフイルムをPS版に密着させ、紫外線を当てて露光することで起こる化学変化によって刷版を作成していました。また、フイルムには2種類あり、ネガタイプは、露光した場所が硬化して感光性樹脂が残った箇所が印刷されるタイプ。ポジタイプは、露光した場所の感光性樹脂が流れ落ちて残った箇所が印刷されるタイプになります。現在ではこれが、CTP（コンピューター・トゥ・プレート）にとって変わり、直接印刷データから刷版が作製できます。

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